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2007年12月31日 (月)

12月30日 円相図

Dscn1871 空一円相図は、「十牛図」の第八章人牛倶忘(にんぎゅうくぼう)の図です。仏教では「空」は究極の真理とされていますが、「十牛図」では、まだ8番目なのです。

実は第七図忘牛存人で、最高のやすらぎ(悟り)に到達し完結するのですが、「自分は悟った」「自分はすばらしい」と意識したとたんに、今までの全てを失ってしまうというのです。“我執”というのは、それほど恐ろしいものだという教えなのです。最後まで残った自我意識のカスをぬぐい去って、この空一円相に飛び込んでいかなければならないのです。

人は、この世に生まれ歩んでいく過程で、様々な難問が降りかかり、修行させられるのでしょうが、いつになればこのような境地になれるのでしょう・・・まだまだ遠い距離を感じます。ただ、この般若心経を始めて、修行の喜びだけは感じられるようになりましたので、恥ずかしさもなく言えば、これからどんな自分に成長していくのかが楽しみなのです。人生は喜びばかりではありませんから、これからも悲しいこと辛いことが押し寄せてくるでしょう。そんな時、この“円相”のように、真っ白で美しい心を持って進んでいけたら、どんなことも乗り越えられる・・・そんな気がしています。

横山紘一氏は、次のように言っています。

『あの「人牛倶忘」すなわち「空一円相」に思いをこらしてみましょう。何一つない純白な白い円、これはいったい何なのでしょうか。そうです、これこそ一人一人の心の中にある「美しい心」です。美しい雪景色を見て私たちは美しいと感じる。それは、私たちの心に美しいと感じうる美しい心があるからです。それを自性清浄心と呼ぶことができるでしょう。あるいは、仏、真如ともさらには空ともいえるでしょう。「空」、これが一番ぴったりした表現かもしれません。自己の心を空ずれば、そこに執われない心が現成します。』

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