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2007年12月 3日 (月)

12月2日 古布図

Dscn1798 昨日は、良寛様の「誠の道」の歌について書きましたが、誠の道といえば、諸橋轍次著の『誠は天の道』という本のことを書かねばなりません。なぜなら、私は5年前に静岡の書店で出会ったこの本に、運命的なものを感じているからです。生き方やものの考え方の基本を学ぶことが出来た、私にとっての“座右の書”なのです。

内容は5つの講話から成りますが、闇雲にページを開いてみても、どこも感動する言葉で溢れています。例えば、「人間は使命感に徹するほど尊いことはない。またその時ほど完全に自己を発揮することはありません。・・・もしわれわれが使命感をはずれて職業意識だけで働いたら、我われの生活や社会はどうなるのでしょう。・・・使命感に徹した時、職業に貴賎の別はなく、尊くなるのであります。」・・・こうした言葉が随所にあるのです。

諸橋轍次博士といえば、やはり『大漢和辞典』ですが、この常人には決して出来ない、気が遠くなるような壮大な作業は、まさに使命感がなければ不可能だったでしょう。この博士の業績で、どれほど多くの人が助かったことでしょう。私も大学生の頃、『大漢和辞典』13巻を手に入れるため、一生懸命アルバイトをして必死の思いで購入した思い出があります。その後、七夕豪雨の折に水に浸かり、半分ほどは表紙もだめになりましたが、今でも手元に大事に置いてあります。捨てることなど出来るはずもありません。

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