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2007年12月17日 (月)

12月14日 いろは歌図

Dscn1839 「いろは歌」は、弘法大師空海が、発音の異なる仮名の全てを用いて七五調の歌に詠んだと言われています。私も今まで深い意味を理解せぬまま、語調の美しさに魅かれて何度も平仮名で作品に書いてきました。漢字・仮名交じりで書けば、成る程、深い意味を感じ取ることができます。

公方俊良氏が、その著書『般若心経』の中で、このいろは歌を取り上げて解説しています。例えば、「色は匂へど散りぬるを・・・」であれば、“花は色美しくここちよい香りを漂わせながら咲き誇るけれども、やがて散っていく定めである。すなわち、諸行無常を譬えている”・・・というふうに大変分かりやすいのです。「浅き夢みじ酔ひもせず」とは、浅き夢(虚栄心)に惑わされない人生観を確立するということだそうです。虚栄心というのは自信の無さから生まれるものですから、まさに現代人の多くは浅き夢の中で生きているのでしょう。

ふだん何気なく書いていた「いろは歌」にも、こんなに深い意味があったのですね。

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