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2007年12月23日 (日)

12月22日 アネモネ図

Dscn1849 「横山大観」という名はあまりにも有名で、日本の絵かきの代表的存在として子供の頃から知っていました。今でも、富士に朝日が描かれた暦が、家の壁に掛かっていた事など思い出します。絵かきを志してからもしばらくの間は、大観の絵にほとんど興味が湧かず、距離を感じていました。しかし、40代にさしかかった頃から、次第に大観の絵の凄さに魅かれるようになり、度々展覧会にも足を運ぶようになりました。そして今は・・・“大観の富士”は気品に溢れ超一流であると、至極当たり前のように思っているわけです。

昔、古本屋で見つけた『大観画談』を読み、宵越しのお金は持たない豪快な人柄であったことなど、その人物像に触れて、益々魅力を感じるようになりました。この本の中で、私が共感し感動した大観の言葉の一部を紹介します。

「筆を持って絵を習うことは、そう大騒ぎしなくてもよい。それよりも人物を作ることが大事で、それを土台にしないことには、いくらやっても駄目なこと。人間ができて、初めて絵ができる。」

「近頃は皆、本は読まないし、勉強もろくろくせず、みな写生ばかりして形を追い、自分で自分のものを創るという人は稀です。」

「自分の今日の作品と、明日のそれとは変わっていてよいのです。またその変化のない人は駄目です。ただ一つ、我は日本人であるという誇りを、どこまでも堅持してもらいたい。」

・・・と言うふうに、ここに書き上げていけばキリがありません。作品からはオーラが漂う、数少ない魂の芸術家です。

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