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2007年12月26日 (水)

12月25日 椿図

Dscn1859 数年前、ある本屋さんで・・・横山紘一著『十牛図・自己発見への旅』という本を何気なく手にとりました。読み進んでいるとやめられなくなり、とうとう買って帰り、その日は一日読み耽ってしまいました。

私自身、十牛図には以前から興味があったので、この本の内容にはいたく感動しました。読了後、触発されて私なりの「十牛図」を描いたりしましたので、大変影響を受けた本であり、今も時々手にとっています。(実は、このブログにも10日間をかけて描こうと計画していたのですが、残念ながら叶いませんでした。)

さて、「十牛図」とは、言わずと知れた禅修業のための手引書です。簡単にいうと、真の自己を追い求める禅者の心境の向上過程を、十の絵図によって象徴的に描いたものです。これはあまりにもテーマが大きすぎて、ここでは紹介し切れませんので、興味を覚えた方はぜひ調べてみてください。

禅の修業などとてもできないと思っていた私ですが、この著者は「自己とは何か、真理とは、人生とは何かと工夫しながら、米を洗ぎ、床を磨き、庭を掃く。この工夫三昧の日常生活を一年、二年と行じてゆきながら、“うん、これでいいのだ”という確信を自分のなかにますます強く育ててゆく。それが禅宗の修行です。」と、書いています。すなわち、修行といっても何か特異なことをするのではなく、日常の中に修行の場はあるのだと言っているのです。「そうか!日常生活の中でも修行ができるのか!」と励まされますが・・・その日常とは、“工夫のなかに行住坐臥し、工夫の中に喜怒哀楽す”でなければならないとも言っているのですね。この工夫が・・・中々難しいのです(笑)。

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