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今回のTシャツ展で、それぞれの作家がデザインした物を、特殊な方法で形にしてくれたのがTシャツアートの北川純さんです。北川さんのアートはとてもスケールが大きく、例えば・・・横浜市の福祉施設の天井画を描いたり、縫い合わせたTシャツを船の帆のように空高く泳がせたり、風船で梅花を作り商店街一杯に浮かばせたり・・・聞いただけで楽しくなります。今考えている事は、“清水の街中にある銅像すべてにTシャツを着せたい!”だそうです。本当にユニークなアーティストですね。
今日から、岡部町の「ギャラリー未来」でTシャツ展が始まりました。遊び心溢れるとても楽しい作品が並び、初日には新聞社をはじめ沢山の人たちが訪れてくれました。30日まで開催していますので、なるべく多くの方々に見ていただき、楽しんでいただきたいと願っています。
私のデザインした物は全部で6種類ですが、今日から一枚ずつここに描いてみようと思います。ちなみにこれは、お日様・雨・雲などを描いた“お天気Tシャツ”です。
先日、山梨へ行ってきました。昇仙峡の美しい青葉の景色を堪能し、湯村温泉の湯に浸かり、武田神社で手を合わせ、勝沼の丘から甲府盆地を臨み・・・楽しい旅でした。
中でも県立美術館と併設する文学館で、企画展「高村光太郎いのちと愛の軌跡」が行われており、久しぶりに光太郎芸術に触れられて感動しました。彫刻・絵画・詩の原稿など沢山展示されていましたが、いただいた資料に『智恵子抄』の中の「レモン哀歌」が印刷されてありました。「そんなにもあなたはレモンを待っていた かなしく白くあかるい死の床で わたしの手からとった一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ・・・・・」 読んでいくうちに若い頃が甦り、長い時を超えて再び胸が熱くなりました。久しぶりに充実した旅でした。
岡部町の佐野さんからいただいたベル鉄線が咲きました。その名の通り、逆さにするとベルのような形をしていて、とても可愛いです。そして、もう一つの紫の濃い方が、毎年咲いて楽しませてくれる我が家の鉄線です。さて、大好きな鉄線が画題だったせいか、今日の般若心経は今までの中で十指に入る出来だな~と、ちょっぴり満足しています。
「いいものを描いてやろう!」と意気込んで臨んでも、中々思うようには行きません。想いが先に立つと、空回りする場合が多かったりします。かえって何気なく描き始めたものが良かったりもします。なんだか神様に見透かされているようで首を竦めてしまいます。いつになったら心経の教えが身につき、平常心になれるのかしら・・・。